滅多に出会わない名器に出会う。

当方で取扱をしておりますAURUM CANTUSのスピーカーですが、この度、新たにV80Fという製品を導入致しました。

こちらの製品は写真等で見て洗練されたデザインとPeak ConsultのGrandeを思わせる風貌から一目惚れをして是非とも導入したいということで導入したものです。

どういう音なのか実機が来るまで全く情報が無い状態でしたが、この賭けに大当たりでしたようです!


私のオーディオ人生で出会った数々のスピーカーの中で1、2を争う名器です!!!


まず、音の完成度がめちゃくちゃ高い!

大概のスピーカーは音出しした瞬間から、良い部分、悪い部分を感じ、ある意味このスピーカーの個性だなぁっと納得する部分がありますが、V80Fはその個性の部分が極めて少ない。というか癖は全く感じないですね。

そして最低域の伸びやエネルギー感が実に素晴らしい。

近代的なスピーカーは空間表現力に長けてますが、やはり足りない部分といえばこれではないでしょうか。

もちろん空間表現力も素晴らしく、新開発の長いリボンツィーターの特性なのか中高音のつながりも実にスムーズです。


あまりにも良かったので、届いたその場ですぐにもう1set注文してしまいました。


こういうスピーカーこそ多くのユーザー出会って欲しいものですね。

電源を究める

オーディオは電気で動くものだけにその電気の質は極めて重要です。

クリーン電源は優れた製品であればデメリットはほとんどなく非常に効果的な製品です。

しかし、どんなに優れたクリーン電源でも完全は無いわけで、ノイズを取る方を優先すると帯域が狭く聴こえてしまいますし、音抜け感や鮮度感を満たしたければノイズはそれなりに残ってしまう。 やっぱり究極はバッテリーなんですよね。


元々AC駆動の製品はなかなか素人には改造は難しいですが、ACアダプターを介してDC駆動する製品は元々DC入力を受けるようになっている訳ですからバッテリーは極めて簡単です。 極端な言い方をすれば乾電池を適するボルテージまで直列接続して入力してあげればバッテリー駆動になるのですから。

しかし、それだと個人の趣味としては良くても製品としてはNGです。


ドルフィンでは5ヶ月ぐらいの歳月を掛け、まずはEXOGAL社のcometというD/Aコンバーターの電源をバッテリー駆動する事にチャレンジしていました。

そして近日完成予定ですが、その音は! もうcometの純正強化電源(定価8万円税別)+ 高級電源ケーブルの音がうるさくて聴けないぐらいに超絶凄い製品になってしまってます!!

予想される音質改善の遥か上をいきます。

商用電源のACとバッテリーのDCは決して超えられない壁があるのだと改めて認識しました。


そしてこれの良いところは出力電圧の変動が出来る。つまり、ほとんどのDC駆動製品にこの新開発したバッテリーが使えるという事です!

DC入力の製品に是非使ってみてください!

新着情報を楽しみに待っていてください!


 

電源ケーブルを究める。

常日頃もっと良質なものはないのか?

と探求は続けておりますが、数年前まではそれが主にヒヤリングテストでした。

しかし、現在は具体的な数値+ヒヤリングへと進化しております。

その一端が低抵抗計の導入と言うことになろうかと思います。


優れた製品は性能(特性)が高いのが必然で、その先に音楽性が必要という基本的な考えがあります。


ドルフィンでは0.01μΩという超高精度の低抵抗計にて数値でも確認。
そして更なる〜っという事を行っております。


電気の話はさておき、ドルフィンでお薦めする究極の電源ケーブルはER-PS Signatureでありますが、そこにはカーボンナノチューブ複合銀メッキを始め、新しいターミネート技術だったり、振動を抑える技術だったりの技術が現在進行形で搭載されております。


今まではリファレンスモデルのER-PS Signatureでのみ処理してきた技術を安いケーブルに例えばJPSの切り売りケーブルのUniversal ACに適用したらどうなるか?っをやってみたところ嘘だろ??っという性能になってしまいました。

もちろん端子は普通のMarinco320と5266を使っての話。

私の持っているあのケーブルのイメージは、ちょっと淡白かな?っというほどのさっぱり感と特にエネルギー感が凄い訳でもなく、高域が出ている訳でもない。っと何とも特徴が薄い。そこそこニュートラル?っというものでしたが、この処理をしたものはER-PS500(定価38万円)よりも更に2割増ぐらいのエネルギー感と色気感があるのがまず驚きで、ポップスを聴いていても音の端々の暴れが全然ないためか、物凄く上質で上品な音なんです。

語弊があるかもしれませんが、ケーブルの導体断面積を3倍ぐらいにしたようなエネルギーと音楽情報の溢れかたなんです!


はぁ〜  昔、Eichmannの電源ケーブルの途中にあるBOXを分解したときの衝撃と同じようにケーブルの振動処理だけで、ここまでのポテンシャルを引き出してくれるのか!!っと今改めて考えさせられております。


まずはお手軽価格のAmatiでこの衝撃を体験してみてください。


ドルフィンオリジナル電源ケーブル Amati Z 1.8m 販売価格10万円(税込)


今後のドルフィンをお楽しみに!

いろいろな巡り合わせ

今年も残すところ1週間ほどとなりました。

今年一年いろいろな人と出会い、いろいろ勉強させて頂き、ビジネスが大きく前進し、非常に明るい将来が見えて来ている事に感謝したいと思っております。

私は常々、新しい出会い(技術的にも人間的にも)を求めております。

人とのつながりが新しく仕事につながり、すごいスピードで自分の周りの景色を変えていく、そんな事を実感しております。


オーディオ商売はややもすると内にこもりがちになりやすいですが、積極的に外へ出ることでこれからも仕事を発展させていきたいと思います。


今年の春から息子の通う小学校でPTA会長をやっておりますが、それもあと4ヶ月。
やり残しがないように頑張ります!


今年一年ありがとうございました。
そして来年もよろしくお願い致します。


鍋谷正幸

R-20iは素晴らしい!

DUSSUN R-20iに限らず、最近のR-10i、R-30iの進化っぷりは頭の下がる思いばかりです。

初期の頃から格段の有機的な進歩が認められます。


いろいろな意見を聞き素直に取り組み、またそれなりの技術の下積みがないとこういう進化は出来ないだろうなっということをあっさりとやってのける。

DUSSUN恐るべし。

当初から取り上げているオーディオ的スペックの絶対的な優秀さ。

それは当たり前として、いまや鳴り方、音楽性までもチューニング前からブラボーである。


ノーマルでこの鳴り方だとあれこれハンダの使い分けだとかネジの使い分けだとかを考慮せずど真ん中直球勝負できるもんだから完成までのプロセスも短くなる。


DUSSUNつくづく良いメーカーですね!

つづき

R-20iは結局徐々に変化はしており、良くなっていきました。

1週間では足らず、10日目ぐらいにかなり満足する高いレベルの音のきめ細かさと今まで得られなかった画一的な品の良さが存分に発揮され綺麗な音の第一人者的存在に昇華してます。

クラシックを聞くと素晴らしいでもジャズをもっとジャズらしく熱気感ムンムンで再現したい!っという自分もいます。

やっぱりやりますか!

っという訳でメッキの仕上がりに一ヶ月ほど掛かりながらもドルフィンチューンをやってしまいました!

結果、更にぶっとく非の打ち所のないエネルギーバランスと落ち着き、空間表現力、そして色気、熱気感を得るレベルにあります。

 
これであれば、ドルフィンのリファレンスはこれですっと自信を持って言えるほどに。


ふー ようやく安心した今日この頃です。

夏休みも終わり9月から新製品が

今年の夏は昨年より過しやすかったように思えます。

今日の町田の最高気温は24度ほどとびっくりするような肌寒さだったりもします。


さて、この9月よりDUSSUNのR-20がR-20iへと進化するというのでその製品第一号を聴かせて頂きました。

外観は全く変わる事なく、大きくは内部のアンプボード2枚が変更になるそうです。

そのためR-20オーナーにおきましてはアップグレードが可能であるという嬉しいお知らせもございます。


DUSSUN R-20といえば忘れもしない。 過去Classe オミクロンモノを所有していた私の心をあっという間に奪い、圧倒的なS/N感とワイドレンジ感、300Wというパワーのあるアンプからは縁遠いと思われていた音の一体感、まとまりの良さで多くのお客様にも大変評価の高い。いやかなりぶっとんだハイコストパフォーマンスの名機であるという認識かと思います。

この度のアップグレードで更にS/Nが良くなったっという話をメーカーより聞いてはいましたが、私個人的にはS/Nよりも唯一この製品に足りないアルミブロック削り出しボディーのような物凄く凝縮された音の密度感だったり、艶めかしさというある意味において個性のような音楽性のようなものを出しても良いのではないかっという思いがありました。


試聴一曲目の第一印象は、確かに透明感、解像度感、音抜けなど以前より一歩抜きん出ていてそれでいて全然うるさくないからS/Nも良いんだろうな・・っと思っていましたが、上記のような良い製品であるが故に更に欲を出して・・・っという部分で不満がありました。

しかし、30分の通電でかなり化け、色気という部分に関しても以前の物にはない魅力も出てきました!


これは期待大である!          つづく