DUSSUN R-20の更なる進化!
オーディオを愛する人間にとって、やはり性能の底上げや更なる展望は、あったら非常に嬉しいオプションでしょう。
すでにR-10においてはIECインレットのメッキや内部配線、CFRPシールドといったところで、アップグレードを行っている。
R-20においては、まず分厚い底板、天板のアップグレードよりも直接ヒートシンク(石)に接触している側板を改善する方が効果が高いだろうということで、CFRP化のプロジェクトを進行させていました。
この程、それが完成し、エージングもある程度完了したことから、結果を報告したいと思います。
まず、装着直後にはっきりと感じられるのは、R-20が元々かなりの高性能であったS/N比が更に大きく良くなっているというものです。
圧巻なのは、やはり、ヒートシンクの振動を抑えたときに感じれるような高域の綺麗さ、歪の少なさではなかろうか。
パワーアンプにおいて、ヒートシンクは必要悪であり、これの振動を改善することで、音の解像度の向上や歪の低減に大きな影響を及ぼしますが、まさにそれを感じれるような改善です。
もちろん、それらの改善によって、デメリット例えば、高域が出たことによるギラギラ感とかハイバランスになってしまうなどはありません。
どちらかというと音粒が細かく感じれる一方で、音の鮮度感が向上し、演者の熱気感とか楽器の反応良さ、張り感といった部分までも手に取るように分かります。
最近久しくなかった、もう一度、手持ちのCDを聴き直して見たい!っという衝動に駆られるほどの感動でした。
いや〜凄い。
価格ですが、4枚一組で12万円です。
R-20をお持ちの方、購入を検討されている方には必須アイテムとなるでしょう。